S&P500が急落!でもインデックス投資は「売らない」が正解な理由
2025年4月初旬、S&P500が立て続けに大幅下落しました。4月3日には4.8%の下落、続く4月4日には6%の下落と、かなりのインパクトを市場に与えています。
この背景には、以下のような複合的な要因があります:
- トランプ前大統領による新関税政策:米国はほぼすべての輸入品に追加関税を課す方針を発表。
- 中国の報復関税:これに対抗して中国も同様の措置を取り、貿易戦争の懸念が再燃。
- AI関連株の調整:これまで市場を牽引してきたセクターに売りが集中。
- 米失業率の悪化:最新の雇用統計で失業率が4.2%と、予想を上回って上昇。
- 為替の円高進行:ドル円は147円台まで円高が進み、日本市場にも下押し圧力。
こうした状況を受け、「インデックスファンドを今、売るべきか?」と悩む方も少なくないはず。しかし私は、暴落時こそ売らないほうがいいと考えています。
暴落は「試練」ではなく「チャンス」
過去の大暴落を振り返ると、冷静に行動した投資家ほどリターンを得ています。
コロナショック(2020年)
- 約1か月でS&P500は34%下落。
- しかし半年以内に元の水準に回復し、その後は過去最高値を更新し続けました。
リーマンショック(2008年)
- 57%の下落を記録。
- 完全回復まで約4年かかりましたが、その後は10年以上の強気相場へ。
このように、暴落は一時的なものであり、長期で見れば「割安に買えるチャンス」なのです。
売るべきではない理由
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長期投資が前提
インデックスファンドは市場全体に投資する商品。世界経済の成長とともに、長期的には上昇していく可能性が高いです。 -
ドルコスト平均法が機能する
暴落時もコツコツ積み立てを続けることで、平均購入価格を下げられます。 -
感情で動くと損をする
市場が大きく動いた時こそ、冷静さが試されます。過去の暴落時に「売った人」は、その後の回復相場に乗れませんでした。
それでも不安なら、どうすればいい?
- 自分のリスク許容度を見直す。
- 株式の比率を下げて、債券や現金の比率を増やす。
- 無理のない範囲で積立額を調整する。
何より、「自分の投資方針を信じること」が一番大事です。
まとめ:インデックス投資家にとって暴落は味方
暴落は短期投資家にはリスクだが、長期投資家にはチャンスである。
相場がどれだけ荒れても、インデックスファンドへの長期積立を続けることが、将来の資産形成につながると私は信じています。
焦らず、慌てず、あなたの投資ストーリーを続けていきましょう。
とりあえず成長投資枠で30000円買付しときました。
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