【実機レビュー】Galaxy Z Fold7 ファーストインプレッション!S24 Ultraから乗り換えて感じたこと

2025/08/07

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この記事を書いた人:Toto

製造業で働くパパ。仕事・IT・ガジェットをテーマにブログを更新中。

こんにちは。今回は、ついに手に入れたGalaxy Z Fold7のファーストインプレッションをまとめていきます。前機種のGalaxy S24 Ultraから乗り換えて感じたこと、メリット・デメリット含めてリアルな使用感をお伝えします!

S24 UltraからZ Fold7に乗り換え

これまで使っていたS24 Ultraも非常に完成度の高いスマホでしたが、折りたたみスマホの進化が気になりすぎて、思い切ってZ Fold7へ乗り換え。結果、全く後悔なし。むしろ想像以上の体験が待っていました。

バッテリー

バッテリー持ちは実用レベル。でも少し工夫は必要

朝にフル充電して、日中は仕事でそこまで使わなければ2〜3日は持つ印象です。ただ、YouTube視聴や原神などゲームをする日は1日で大きく減るので、使用スタイルによって評価が分かれそうです。

ワイヤレス充電対応モバイルバッテリー選びに注意

Z Fold7ではワイヤレス充電の位置がやや高めに設定されているため、一般的な長方形のモバイルバッテリーだとカメラレンズと干渉することがあります。
一方で、円形のワイヤレス充電器なら干渉しないという情報も。ただ、モバイルバッテリーで円形の製品はほとんど存在しないのが現状です。

外観&使用感

ケースは信頼のブランドから専用モデルを購入

私は保護フィルム不要派ですが、ケースにはこだわりがあります。
S24 Ultra時代から愛用していたTPU製クリアケースのメーカーがFold7専用モデルを出していたので、それを購入して使用中です。

ヒンジ部分のカバーはありませんが、これまでの使用では問題なし。カメラレンズ周りもしっかり保護されており、机に置くときはカバー画面を下にすることで傷の防止にもなります。

RINGKEのTPUケース。滑りにくい素材、かつスマホにも机にも傷が付きにくい

カバー画面だけでも十分。むしろ薄すぎる?

Z Foldシリーズは「開いて使う」印象が強いですが、カバー画面だけでも十分スマホとして使える完成度です。むしろ「薄すぎる」と感じるくらいです。Fold6から比較すると約5cmほど横幅が長くなりました。その影響もあり、S24 Ultraから移行した私でも通常のスマホ感覚で快適に使えています。

メイン画面は漫画・YouTube用に最高

僕は漫画好きで、電子書籍の定期購読も多くしています。Z Fold7なら見開きページを紙と同じように一括表示できるので本当に快適です。
ただし、表示に合わせて画面を90度回転させる場面もあるため、少し慣れが必要かもしれません。

YouTubeも大画面で迫力ある視聴が可能で、スマホで動画を観るスタイルが変わります。

メイン画面では、見開きページもしっかり表示される。

ただし画面回転で向きを変えない場合は1ページずつの表示となるので注意。

開閉時の画面引き継ぎがシームレスで感動

開いたり閉じたりしたときの画面切り替えが非常にスムーズ
スワイプによる誤動作防止設定もあり、快適さと安心感の両立ができています。

マルチウィンドウは仕事でも娯楽でも活躍

マルチウィンドウ機能は、サイドバーからの起動が便利です。

  • サイドバーに使用頻度の高いアプリを登録
  • アプリを選択

これで「XとChrome」などの並行作業が超快適になります。

サイドバーに任意のアプリを登録しておける。

一般的なスマホより画面が大きい為、マルチウィンドウが生きる。

原神+YouTube同時使用時は発熱注意

原神とYouTubeをマルチウィンドウで同時使用していると発熱がやや気になります。
ただし、原神単体・YouTube単体であれば熱は気にならないレベルです。

ゲームとYouTubeのマルチウィンドウは発熱が気になった。実際マルチウィンドウの強制終了も発生する。

ゲーム性能も折り紙付き。原神も快適

原神のような高負荷ゲームも画質高設定&60fpsでスムーズに動作します。
折りたたみスマホという先入観を良い意味で裏切ってくれます。

カメラ性能はミラーレス代わりになるレベル

Z Fold7は200MPカメラを搭載S24 Ultraからの乗り換えでもミラーレスを持ち歩く頻度が変わらないのが嬉しいポイント。
もし50MPのままだったら、ミラーレスを持ち出す機会が増えていたと思います。

おサイフケータイ&マイナンバーにも対応

FeliCa搭載により、QUICPayや交通系ICなどのおサイフケータイ機能は完璧
また、マイナンバーカードの電子証明にも発売当初から対応済みです。
(※S24 UltraなどGalaxy Sシリーズもアップデートで後日対応済みですが、Fold7は最初から即対応でした)

Galaxy Z Fold7 vs Galaxy S24 Ultra スペック比較表

項目 Galaxy Z Fold7 Galaxy S24 Ultra
メインディスプレイ 7.6インチ Dynamic AMOLED 2X
2160×1856, 120Hz
6.8インチ QHD+ AMOLED
3088×1440, 120Hz
カバー画面 6.2インチ AMOLED, 2316×904
プロセッサ Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy Snapdragon 8 Gen 3 for Galaxy
メモリ / ストレージ 12GB / 256GB〜1TB 12GB / 256GB〜1TB
メインカメラ 200MP+ 12MP超広角 + 10MP望遠(3x) 200MP + 12MP超広角 + 10MP(3x)+ 50MP(5x)
バッテリー容量 4,400mAh 5,000mAh
重量 約253g 約232g
おサイフケータイ (FeliCa) 対応 対応
マイナンバー対応 発売時より対応 発売後にアップデート対応

まとめ:折りたたみスマホの完成形に近づいた一台

Z Fold7は確かにクセのあるデバイスですが、それを上回るほどの利便性と体験の新しさがあります。

  • 大画面の体験が唯一無二
  • マルチタスクで生産性アップ
  • バッテリーは運用次第で十分
  • カメラはUltra同等、用途によってはミラーレス不要
  • 日本仕様に完全対応

S24 Ultraから乗り換えて、未来のスマホを感じられる毎日が始まりました。
折りたたみスマホを検討している方に、ぜひ一度触れてほしい一台です!
しかし、Fold7の背面にぴったり付いてくれるモバイルバッテリーが発売されるのをとても願っています。(レンズと背面がフラットになるようなケースを付ければ可能なのかもしれないですが、それだとワイヤレス充電が出来るかどうか怪しいので…)